ド軍、ついに完成した“最強打線” マンシーら復帰…指揮官も「ようやく健康になった」

インタビューに答えるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:川村虎大】
インタビューに答えるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:川村虎大】

マンシーが復帰試合で早速2ラン「大事な場面で本塁打を打ってくれた」

【MLB】ドジャース 3ー0 マリナーズ(日本時間20日・ロサンゼルス)

 大谷翔平投手の所属するドジャースは19日(日本時間20日)、本拠地・マリナーズ戦に3-0で勝利した。負傷者リスト(IL)から復帰したマックス・マンシー内野手が7回に貴重な2ラン。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「打線に厚みがでた。途切れることがない打線だ」と称賛した。

 この日、右脇腹痛で5月に戦線離脱していたマンシーが「7番・三塁」で復帰し、右手首を痛めて今季出場がなかったトミー・エドマン内野手も「9番・中堅」で出場した。右中指の亀裂骨折が判明したフレディ・フリーマン内野手も出場を志願し「3番・一塁」でプレーした。

 6回までは両軍合わせて3安打と痺れる投手戦が繰り広げられた。試合が動いたのは7回。ギャビン・ラックス内野手が左中間へ先制ソロ。さらにウィル・スミス捕手が死球で出塁すると、マンシーが復帰後初アーチを放った。

 今季ドジャースは中盤から故障者が続出していたが、12日(同13日)に左手骨折で離脱していたムーキー・ベッツ内野手が復帰。さらにラックスも後半戦は試合前の時点で打率.367、5本塁打、OPS1.076と好調を維持している。大谷が8月は打率1割台と苦しみ、パドレス、ダイヤモンドバックスの猛追もありながら地区1位を堅守している。

 マリナーズとの13連戦最後の3連戦。初戦を勝利し、後半戦は18勝11敗とした。ロバーツ監督は「今晩マックスは、大事な場面で本塁打を打ってくれた」と喜んだ。怪我人が続々復帰。「野手はようやく健康になった(揃った)から、ハッピーだ」と笑みを浮かべていた。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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