甲子園4強は「バランスよく残った」 異なる4地方ズラリ…奇跡の配分「1校ずつか」

関東第一・米澤貴光監督(左)、神村学園・小田大介監督【写真:小林靖】
関東第一・米澤貴光監督(左)、神村学園・小田大介監督【写真:小林靖】

夏の甲子園は21日に準決勝が行われる

 第106回全国高校野球選手権大会の準決勝が21日に甲子園球場で行われる。第1試合は神村学園(鹿児島)-関東一(東東京)、第2試合は京都国際-青森山田が激突する。くしくもすべてが異なる地域の高校だけに「バランスよく残った」などとファンも注目している。

 19日の準々決勝で、今大会の注目となっていた大社(島根)を破った神村学園は2年連続で4強入りを決めた。鹿児島県勢が決勝進出を果たせば1994年の樟南(準優勝)以来となる。対する関東一は、関東勢対決となった東海大相模(神奈川)に勝っての9年ぶりの準決勝進出となった。  

 京都国際は2年生左腕の西村一毅投手が優勝候補の智弁学園(奈良)を6安打完封し、駒を進めた。一方の青森山田は2022年の仙台育英(宮城)、聖光学院(福島)、2023年の仙台育英(宮城)に続き、東北県勢の準決勝進出を果たした。

 いずれの高校が優勝しても初の栄冠となる。SNS上には「東の都、西の都、東日本、西日本がベスト4」「バランスよく残った」「(バランスの)感じが好き」「九州、近畿、関東、東北1校ずつか」といったコメントが並んでいた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY