大谷翔平獲れず“低迷” 残りは元中日助っ人だけ…強豪の補強しくじりに右腕嘆き
ブルージェイズ・バシットが“嘆く”理由
ドジャース・大谷翔平投手の“存在感”をブルージェイズのクリス・バシット投手が説明している。米メディア「ジョムボーイ・メディア」のポッドキャスト番組「クリス・ローズ・ローテーション」で司会を務めるクリス・ローズ氏が「どこから間違った方向に進んだか、ブルージェイズファンにご説明していただけますか?」と問うと、右腕は話を始めた。
バシットは「ここではたくさんの正しいことが行われていると思うけど、いくつかの問題点は解決できるとは思わないから、ここでは言及したくないんだ」と前置き。すると「今年のブルージェイズについて、1つ指摘するとしたら、私たちはショウヘイ・オオタニに7億ドル(約1016億円)を提示したと思うけど、獲得できなかった。私たちは代案がなかったんだ」と嘆いた。
チーム編成において「今の野球界では、スーパースターは3人か4人は必要だ」とバシットは力説。「ブラディ(ブラディミール・ゲレーロJr.内野手)をプロテクトできる打者が必要がもっと必要だし、ピッチングももっとよくないといけない」と強調した。ブルージェイズには元中日のジャリエル・ロドリゲスが在籍しているが、それ以上の“華”がない。
35歳右腕は「指摘できることはたくさんある。うまくいかなかったことについて、45分間話し続けることもできる」と言及。「でも、公にするのはこの球団にとって最適なことだとは思わないし、私が退団したとしても言うことはないと思う。(以前在籍の)ホワイトソックス、アスレチックス、メッツについても言ったことがないからね。一緒にプレーした選手が好きだから(指摘するのは)気まずいんだ。彼らを傷つけるより、守ってあげたいんだ」。優しい目で、獲得できなかった大谷の存在を羨んだ。
(Full-Count編集部)