広島34歳に「惚れ惚れする」 さっそうと現れ華麗なスロー…敵地は諦めのため息
広島・菊池涼介は巨人戦で華麗な守備を披露した
■広島 8ー3 巨人(20日・東京ドーム)
広島の菊池涼介内野手が20日に東京ドームで行われた巨人戦で、安定の“忍者守備”を披露。チームの首位堅守に貢献する美技にファンは「ほんまに抜け目ない」「助かるほんと」などと酔いしれている。
二塁手の菊池は8-3の9回2死、巨人の主砲・岡本和真内野手が放った打球に反応した。詰まった飛球は二塁ベース付近でバウンド。菊池はこれをさっそうと捕球すると体は遊撃の方向へ流れながらジャンピングスロー。一塁へノーバウンドで二ゴロを完成させた。
流れるような守備に敵地は巨人ファンの諦めのため息に包まれ、実況は「これが菊池の守備です」。菊池はさも当然といわんばかりの涼しい顔で仲間とハイタッチした。
DAZNが公式X(旧ツイッター)に「忍者で締める」の文言とともに好プレー映像を投稿。34歳の“ベテラン忍者”にファンは「なぜそこにいる」「内野カチカチ」「菊池と矢野の二遊間安心すぎる」「格別にうまい」「惚れ惚れする」「広大な守備範囲」と賛辞を寄せた。
首位の広島は1ゲーム差の2位にいた巨人との首位攻防3連戦の初戦を取った。大事な試合こそ、ベテランの存在がチームを勇気づける。