躍動する元DeNAの40歳、浮上するメジャー再昇格の可能性…驚異の.386「待ち続けてる」
元DeNAのグリエルはブレーブス傘下の3Aでプレーしている
元DeNAで、今季はブレーブス3Aグウィネットに所属しているユリエスキ・グリエル内野手が絶好調だ。8月は打率.386、3本塁打、10打点をマーク。40歳でのメジャー再昇格への期待が高まっている。
全米記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者が18日(日本時間19日)にX(旧ツイッター)に「ユリエスキ・グリエル内野手が3Aで12号を放った。ブレーブスが昇格させるのを、彼は未だに待ち続けている」と投稿。また、ブレーブスのオースティン・ライリー内野手が怪我したこともあり、同記者は20日(同21日)に「(レギュラーを務める)オースティン・ライリー内野手が怪我をしたので、ブレーブスは3Aの試合でユリエスキ・グリエルを三塁手として起用する計画だ」と綴った。
ライリーは右手を骨折し、6週間から8週間の離脱と予想されている。現在は一塁手としての出場が多かったが、グリエルは2002年から2016年のキャリア前半の間、主に三塁を守っていた。メジャーでは三塁手で92試合に出場している。同日の試合では3打数無安打だったが「4番・三塁」として出場していた。
グリエルは昨オフにマーリンズからFAに。なかなか去就が決まらず、4月16日にブレーブスとマイナー契約を結んだ。アストロズ時代の2021年に首位打者に輝いたキューバの至宝は、まだメジャーから声がかからないものの、今季は73試合に出場し、打率.297、本塁打12、打点48、盗塁11としている。
メジャーは9月1日(同2日)からメジャーのロースター枠が26人から28人に拡大される。40歳のグリエルが再びメジャー昇格を果たすのか、注目される。