関東一を追い詰めた“謎の高校”にX騒然「何者なんだ?」 今夏初戦で起きた大激戦
関東一が神村学園に2-1勝利で決勝へ…今夏初戦にはタイブレークの辛勝も
第106回全国高校野球選手権大会の準決勝が21日に甲子園球場で行われ、第1試合では関東一(東東京)が神村学園(鹿児島)を2-1で破った。23日の決勝は京都国際と相まみえる。決勝カードが決まり、SNS上では、関東一をギリギリのところまで追い詰めた“ある高校”が「一体何者なんだ?」と話題を呼んでいる。
今夏は5年ぶりに聖地の土を踏んだ関東一。2回戦で北陸(福井)、3回戦で明徳義塾(高知)、準々決勝で東海大相模(神奈川)を破り、準決勝では9回2死から飛び出したレーザービームでホームを死守。見事な戦いぶりで決勝へと駒を進めた。東海大相模と神村学園は1点差の接戦を制してのものだったが、実は東東京大会でも“薄氷の勝利”があった。
芝高校との東東京大会3回戦だ。今夏の初戦を迎えた関東一だったが、中高一貫の難関進学校・芝との一戦で、4回に遊撃の送球エラー、さらにホームを狙った二走をタッチしようとした際に捕手が落球して先制を許す。その後に逆転したが、エース・坂井遼投手(3年)が今夏唯一の3失点を喫して再びリードを許した。それでも8回に同点に追い付き、延長10回にタイブレークを制しての辛勝だった。
以降は順調に勝利していき、東東京大会決勝は8-5で白星を飾った。甲子園準決勝を終え、8回を迎えた段階で関東一がリードを許したのは芝だけだった。“衝撃事実”を知ったファンにはどよめきが走り、X(旧ツイッター)上では「芝高校とかいう謎の高校、凄すぎる」「関東一に善戦した芝高校何者なんだ……?」「なんかここまで来たら芝高校最強じゃん」「シード校の初戦はやっぱり怖い」「いかに初戦の入りが難しいかがよくわかる」「芝高校って凄かったんやな……」「タイブレークまで追い込んだ芝高校ってすげえな」などとコメントが寄せられている。
(Full-Count編集部)