大谷翔平の「50本塁打&50盗塁」に太鼓判 伝説MVPが期待する“史上初”
20日マリナーズ戦で38盗塁目を記録…40-40まで残り1本塁打、2盗塁
大谷翔平は「40本塁打&40盗塁」のさらに上の大記録を達成するのか――元MVPが偉業に太鼓判を押している。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」の野球アカウント「B/Rウォークオフ」のインタビューに応じたジミー・ロリンズ氏は、大谷の「50-50」の可能性について聞かれ「可能だと思う」と断言した。
大谷は20日(同21日)の本拠地・マリナーズ戦で今季38盗塁目をマークした。史上6人目の「40-40」まで残り1本塁打、2盗塁。「40-40」の史上最速記録(147試合目)を大幅に更新する可能性が高い。現在のペースを維持すれば、史上初の「45-45」も十分可能だ。
ロリンズ氏は現役時代にパワーとスピードを備えた遊撃手として活躍。フィリーズ時代の2007年には30本塁打&41盗塁、20三塁打をマークしてMVPに選ばれた。同メディアの取材で「50-50」の可能性について聞かれると、「可能だと思う。今月もう2、3本打てば、彼は絶好調になる。そうなれば彼は打ちまくるから、1週間に8本打つだろう」と言及した。さらに「盗塁の方が難しいだろう。本塁打ばかり打ってしまうと、どうやって盗塁をするのか? 本塁打は(狙わなくても)打席に立てば、立つほど自然に生まれるだろう」とした。
プレーオフ争いが激化する中で、大谷との勝負が減る可能性はあるとしながらも「そうすれば、(出塁する機会が増えるので)盗塁するチャンスが増えてくる」と同氏。一方で「彼が盗塁を望んでいたとしても、疲労の蓄積を避けるためにチームがストップをかけるかもしれない」と、大谷個人が管理できない部分もあることを危惧した。
(Full-Count編集部)