鷹にまた現れた逸材「ついに目覚めたな」 衝撃弾道の育成出身23歳は「未来の4番」
鷹5年目の石塚綜一郎が第1打席で初安打→第2打席で初本塁打
■楽天 2ー1 ソフトバンク(21日・楽天モバイルパーク)
ソフトバンクの石塚綜一郎捕手が、21日に楽天モバイルパークで行われた楽天戦でプロ5年目初本塁打を放った。育成出身の23歳に訪れた待望の瞬間に、ファンも「未来の4番。マジで期待してる」「軌道がアーチスト」と歓喜した。
「7番・指名打者」で先発出場した石塚は、2回2死の第1打席に内のスライダーをライナーで中前にはじき返してプロ初安打をマーク。そして5回無死の第2打席、今度は145キロの高めの直球を左翼ポール際まで運んだ。
2019年育成ドラフト1位で黒沢尻工高からソフトバンクに入団。5年目となった今年7月、ようやく支配下を勝ち取った。8月13日に1軍昇格を果たし、ついに飛び出た快音に初々しい笑みがこぼれた。
チームは9回に逆転サヨナラ負けを喫したが、また現れた23歳の新星は明るい材料となった。「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが映像を公開すると「鷹のプロスペクトがかましたりましたわ!」「石塚にはこれから期待しかない」「鷹ゴジラ55がついに目覚めたな」「石塚は間違いなくここから活躍するね」「ホークスの育成、2軍は、ほんと素直にすげーって思う」「またホークスに楽しみな選手が出てきた」といった声が上がった。