大谷翔平が捉えた“史上最速” 大記録に米熱視線「悪くないね、リハビリの年にしては」
22日マリナーズ戦で39盗塁目…シーズン49本塁打&49盗塁ペース
【MLB】ドジャース 8ー4 マリナーズ(日本時間22日・ロサンゼルス)
いよいよ偉業達成に近づいている。ドジャース・大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地・マリナーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、今季39個目の盗塁をマークした。史上6人目の「40本塁打&40盗塁」にダブルでリーチをかけ、現地実況も「誰よりも速く、ね」とニンマリ。また、“史上最速”での達成にも期待がかかる。
大谷は5回1死の第3打席は右中間へ痛烈な安打を放って出塁すると、直後に二盗に成功し、今季39盗塁目とした。すでに39本塁打を記録しており、これで「40-40」までともに残り1としている。大谷が盗塁を決めると、ドジャース放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の解説を務めているノマー・ガルシアパーラ氏は「彼は40-40を達成すると思いますよ。フフ」と笑顔を見せると、実況のジョー・デービス氏も「私もです。誰よりも速く、ね」と同意した。
MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は自身のX(旧ツイッター)を更新し、40-40の過去の達成者が何試合目で到達したかを紹介。最速は2006年のアルフォンソ・ソリアーノの147試合、以下ホセ・カンセコ(151試合)、ロナルド・アクーニャJr.(152試合)、アレックス・ロドリゲス(153試合)、バリー・ボンズ(158試合)と続く。大谷はこの日の試合を終えて125試合目。史上最速での達成は十分にあり得るだろう。
大谷の“スピード記録”に米ファンも熱視線。「悪くないね、リハビリの年にしては」「厳密にいえば彼が年200万ドルしかもらってないってばかげてる」「ばかげてる! 彼は100%ばかげてる!」「50-50を達成する、そして彼は投手」などとコメントが寄せられている。果たして大谷は“いつ”大記録を達成するのか。そして、史上初の「50-50」も達成するのか。今後も目が離せない。
(Full-Count編集部)