快進撃の大社は「記憶に残る」 大応援が話題…高野連会長「滋賀学園も旋風」
京都国際の優勝で幕を閉じた
第106回全国高校野球選手権大会の決勝戦が23日に行われ、京都国際が春夏通じて初の優勝を果たした。閉会式では、日本高野連の寶馨(たから・かおる)会長が講評を行った。
優勝となった京都国際については「中崎、西村と2人の左腕投手を擁し毎試合少ない失点で勝ち進んでまいりました。守備力、打撃力、機動力もすぐれたものがあった。選手のマナーも素晴らしく、その面でも評価の高いチームです」と評価した。
今大会で飛び出た本塁打は、金属バット導入後、導入年の1974年の11本を下回る7本となった。決勝も1点を争う接戦で、決勝では初となる延長タイブレークとなった。「今年は機動力、守備力が勝敗を分けた大会だった」と話した。
また、8強に進出した島根代表の大社については「公立校で唯一ベスト8に残った大社高校は、全員野球で次々と強豪校に競り勝ち、その大応援団とともに記憶に残るチームとなりました。ベスト8の滋賀学園も部員のダンスが評判となったアルプスと一体となり、旋風を巻き起こしました」と、今大会の話題についても振り返った。
(Full-Count編集部)