ド軍、ヘイワードが“事実上の戦力外” 打率.208と低迷…ベッツ復帰で出場激減

ドジャースをDFAになったジェイソン・ヘイワード【写真:Getty Images】
ドジャースをDFAになったジェイソン・ヘイワード【写真:Getty Images】

ベッツが外野配置転換で出場機会激減…テイラーが復帰でDFAに

 ドジャースのジェイソン・ヘイワード外野手がメジャー40人枠から外すDFAの措置を取られたと22日(日本時間23日)、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」の元記者ロバート・マレー氏が報じた。今季は63試合で打率.208と低迷していた。

 35歳のヘイワードは昨季からドジャースに加入。124試合で打率.269、15本塁打40打点、OPS.813をマークしていた。今季は2度の負傷者リスト(IL)に入るなど、怪我にも苦しみ63試合で打率.208、6本塁打、OPS.682だった。

 12日(同13日)にムーキー・ベッツ内野手が左手骨折から復帰したが、ギャビン・ラックス、ミゲル・ロハス両内野手が調子を上げていたこともあり、右翼に配置転換。以降、ヘイワードのスタメン起用は1試合のみと出場機会を減らしていた。

 20日(同21日)の本拠地・マリナーズ戦では同点の8回に代打で決勝3ラン。一方で、チームはクリス・テイラー外野手が復帰し、トレード期限直前にトミー・エドマン内野手、ケビン・キアマイアー外野手を獲得した。同日の試合後、デーブ・ロバーツ監督も「これが監督という仕事の難しい点。いい選手がたくさんいることはいいこと。だけどそこまで多くの枠はない」と頭を抱えていた。

 2010年にブレーブスでメジャーデビュー。通算1548安打、180本塁打、709打点、OPS.748をマークしている。クラブハウスでも信頼の厚いベテランだが、球団は苦渋の選択でDFAとした。

(Full-Count編集部)

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