大谷翔平、試合後15分で帰宅 骨には異常なし…死球の左手首には薄手のテーピング

死球を受けたドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
死球を受けたドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

本拠地・レイズ戦で死球を受け悶絶…骨に異常なし

【MLB】ドジャース 3ー1 レイズ(日本時間26日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、本拠地・レイズ戦で左手首付近に死球を受けた。デーブ・ロバーツ監督によると、試合後の検査で骨に異常なし。大谷は薄手のテーピングを巻いて、報道陣に挨拶し、帰路に就いた。

 8回先頭の第4打席、左腕ラブレディの91.8マイル(約147.7キロ)のシンカーが、スイングしかけた左腕に直撃。大谷は叫び声をあげ悶絶すると、球場は大ブーイングに包まれた。プレーを続行し、続くベッツが勝ち越しとなる13号2ランで決勝のホームを踏んだ。

 試合後のクラブハウスでは、大谷は左手をくるくる回しきにする素振りを見せた。その後テーピングを巻き、私服に着替え帰宅。23日(同24日)に40本塁打、40盗塁を達成した時も取材後10分で帰路に就いたが、この日も試合終了からわずか15分だった。

 ここまでリーグトップの41本塁打、トップタイの94打点をマークしている。チームでは6月にムーキー・ベッツ内野手が左手骨折で2か月の戦線離脱。ダイヤモンドバックス、パドレスが猛追する中、ヒヤリとした瞬間だった。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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