大谷ド軍に迫る“最強軍団” 主力故障も止まらぬ躍進…米記者断言「最も危険なチーム」
後半戦は26勝8敗、勝率.765…最大11.5ゲーム差も肉薄
【MLB】Dバックス 7ー5 Rソックス(日本時間26日・ボストン)
ドジャースに迫る“リーグ覇者”の勢いが止まらない。ダイヤモンドバックスは25日(日本時間26日)、敵地で行われたレッドソックス戦に7-5で逆転勝利。後半戦は勝率.765と勝ちまくり、地区首位ドジャースの背中をしっかり捉えている。米記者は「球界で最もホットで最も危険なチーム」と勢いに太鼓判を押している。
4回までに0-4とリードを許したが、5回に連打で3点を返し、エウヘニオ・スアレス内野手の3ランで勝ち越しに成功した。その後も反撃を振り切り、6連勝でア・リーグ東地区との遠征カードを終えた。
米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者はX(旧ツイッター)を更新。「球界で最もホットで最も危険なチーム、アリゾナ・ダイヤモンドバックスはフェンウェイ・パークでレッドソックスをスウィープし、ドジャースに2.5ゲーム差まで接近した。4月5日以降では、地区首位に最も近い位置にいる」と綴った。その後、ドジャースがレイズに勝利したことで3ゲーム差となったが、後半戦勝率.647の高率でも差が引き離せない。
ダイヤモンドバックスは昨年、2001年以来2度目のリーグ優勝を達成したが、今季序盤は主力の不振や故障もあって低迷。7月2日(同3日)時点では41勝44敗で、ドジャースに11.5ゲーム差をつけられていた。しかし、後半戦は26勝8敗、勝率.765と一気に猛追。MVP候補に上がっているケテル・マルテ内野手が18日(同19日)に負傷者リスト入りしても、全く勢いが衰えていない。
ダイヤモンドバックスは30日(同31日)からホームにドジャースを迎えて4試合を戦う。“首位攻防戦”は差が開くのか、それとも……。両チームにとって大事な試合となりそうだ。
(Full-Count編集部)