追い詰められる大谷翔平のライバル 離脱中に広がる差…迫る“終焉”「MVP確定かなー」

ダイヤモンドバックスのケテル・マルテ【写真:ロイター】
ダイヤモンドバックスのケテル・マルテ【写真:ロイター】

IL入りのマルテに指揮官言及「残念ながら、症状がない状態にしようとしている最中」

 8月も終盤を迎え、メジャーのレギュラーシーズンも佳境を迎えようとしている。ナ・リーグのMVP争いで、ドジャース・大谷翔平投手の強力な対抗馬とされていたダイヤモンドバックスのケテル・マルテ内野手は現在、負傷者リスト(IL)入りしており、明確な復帰時期は分かっていない。ファンは「もう大谷MVP確定かなー」などと声を寄せている。

 マルテはここまで打率.298、30本塁打、81打点、OPS.930をマーク。18日(日本時間19日)の敵地・レイズ戦に代打で登場した際に、痛めいていた左足首を悪化させて打席で転倒した。そのまま交代し、翌19日(同20日)にIL入りした。

 地元メディア「Arizona Sports」によると、ロブロ監督は24日(同25日)に「残念ながら、症状がない状態にしようとしている最中」と現状を説明。27日(同28日)からの13連戦の中での復帰に手ごたえを感じていると語ったという。

 野球専門の米データサイト「ファングラフス」によると、打撃や走塁、守備、投球を総合的に評価して貢献度を表すセイバーメトリクスの指標「WAR」で、18日(同19日)の試合前時点でマルテは3位タイの5.4だった。しかし、25日(同26日)の試合終了時点では4位に後退。1位はメッツのフランシスコ・リンドーア内野手で6.5。2位の大谷が6.3、3位はレッズのエリー・デラクルーズ内野手で5.8になっている。

 マルテの現状を受けてファンも続々反応。「大谷は45−45に届くだろうし、MVP当確だろう。マルテが復帰して大谷に肉薄するなら話は変わってくるけど間に合う可能性は低い」「大谷はMVPレース1番手独走状態になったな。1番有力だったマルテが離脱してライバルがオズーナとリンドーアに絞られた」「マルテ怪我、オズナは大谷とWAR2近く離れてるし、オズナが3冠王取らない限り大谷やな」とコメントが寄せられた。果たして早期復帰を果たして、ラストスパートをかけることはできるだろうか。

(Full-Count編集部)

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