ド軍正捕手脅かす23歳の”新星” 衝撃の.981…沸き起こる待望論「準備ができている」
ドジャース傘下のラッシングは今季マイナーで20発、3Aで18戦連続出塁
ドジャースに期待の新星が現われた。23歳のダルトン・ラッシング捕手は25日(日本時間26日)の傘下3Aの試合で、今季マイナー20発目の本塁打をマークした。ドジャースにはウィル・スミス捕手が君臨するが、「何かが起きた場合の選択肢として彼がいたほうがいい」と指摘している。
ラッシングはドジャース傘下3A「オクラホマシティ」の一員として、パドレス傘下3A「エルパソ」との一戦に出場。6回に3Aで3本目のアーチを放った。今季は2Aで17発、そして3Aで3発。計20本塁打を放っている。ドジャース専門メディア「Dodgers Digest」のブルース・カンツ記者は自身のX(旧ツイッター)に「ドジャースのトッププロスペクト、ダルトン・ラッシングが今シーズン20本目のホームランを放った。3Aでの連続出塁も18試合に伸ばした」と綴った。
185センチ、99キロの大型捕手であるラッシングは2Aで77試合、打率.270、17本塁打、OPS.890。そして3Aでは18試合で打率.323、3本塁打、OPS.981をマークしている。ドジャースは正捕手のスミスが105試合で打率.247、16本塁打、OPS.760。2番手のオースティン・バーンズ捕手が44試合で打率.241、1本塁打、OPS.602をマークしている。スミスはここ数年と比較してやや成績を落としており、バックアップとしてラッシングの昇格を期待する声も上がっている。
ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、米スポーツ局「ESPN」の番組にも出演するブレイク・ハリス氏は自身のXを更新。「現在、ロースターに空きはないが、8月31日までに40人枠に彼を追加して、ポストシーズンに出場可能にすることが賢明だろう。もしスミスに何かが起きた場合の選択肢として彼がいたほうがいい。現在、40人枠には39人の選手がいる」と綴った。
ファンからも待望論が上がる。SNSには「彼は準備ができている」「2025年のナ・リーグ新人王」などとコメントが寄せられている。今後有望株の抜擢はあるのか、注目される。