鈴木誠也、今季初4安打で大勝に貢献 OPSリーグ9位浮上…111年ぶり記録“樹立”

パイレーツ戦に出場したカブス・鈴木誠也【写真:ロイター】
パイレーツ戦に出場したカブス・鈴木誠也【写真:ロイター】

敵地・パイレーツ戦に「3番・DH」で先発出場…1年ぶりの1試合4安打

【MLB】カブス 18ー8 パイレーツ(日本時間27日・ピッツバーグ)

 カブス・鈴木誠也外野手は26日(日本時間27日)、敵地で行われたパイレーツ戦に「3番・DH」で先発出場し、今季初となる1試合4安打の活躍で勝利に貢献した。6打数4安打1打点1盗塁。打率.274、OPS.832はリーグ9位となっている。

 初回の第1打席は三振に終わったが、先頭で迎えた3回の第2打席で今季21本目の二塁打を放つと、続くコーディ・ベリンジャー外野手の適時打でホームを踏んだ。第3打席は中飛も、第4打席で適時中前打を放った。直後には今季11盗塁目をマーク。チームではこの日8盗塁目。MLB公式のサラ・ラングス記者によると。1試合8盗塁は1913年6月9日(同10日)以来、球団111年ぶりの快挙だった。

 11-2と大量リードで迎えた第5打席は、体勢を崩されながらも左前に運び、3安打目を記録した。2打席連発を放った24日(同25日)の敵地・マーリンズ戦以来、今季6度目の“猛打賞”に実況も「ワーオ!」と賛辞を送った。打線がつながり9回に第6打席が回ると、右前に技ありのヒット。1試合4安打は今季初、昨年9月5日(同6日)のジャイアンツ戦以来、メジャー4度目の大暴れだ。

 自身2年連続の年間20本塁打まであと2本。OPSもリーグ9位&チーム1位の.832とし、主力として存在感を見せている。

(Full-Count編集部)

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