巨人19歳は「支配下待ち遠しい」 轟く豪快パワー…193cmの逸材に興奮「ロマンしかない」
ティマは24日にサヨナラ弾→27日はバックスクリーン左へ豪快11号
“ダイヤの原石”の打棒が止まらない。巨人のフリアン・ティマ外野手が27日、ジャイアンツ球場で行われたオイシックス戦に「5番・指名打者」で先発出場。5回に2ランを放つなど、4打数3安打4打点の活躍を見せた。24日の西武戦でもサヨナラ本塁打を叩き込み、ファンの注目も急上昇中。「来季の希望」「ロマンしかない」と称賛の声があがっている。
24日の西武戦では増田達至投手のスライダーを捉え、センターバックスクリーン左へ豪快なサヨナラ2ランを放った。25日は代打で四球で出塁し、迎えた27日。2回の第1打席は左前打、4回にはバックスクリーン左へ今季11号となる2ランを叩き込んだ。さらに8回の第4打席では右中間へ2点適時二塁打。1試合4打点の大暴れとなった。
今季は93試合の出場で打率.247、40打点、イースタン・リーグ2位の11本塁打と自慢のパワーを発揮している。成長著しい19歳の活躍に「巨人の未来」「トニ・ブランコの未来が見える」「オフに支配下へ」「支配下登録が待ち遠しい」「19歳でこんだけ打ってるの希望でしかない」「桁外れのパワーすぎる」と、巨人党の心を掴んでいる。
身長193センチ、体重86キロの体格を誇るティマは、2019年11月と2020年3月にドミニカ共和国で実施されたトライアウトで合格となり、2021年2月に育成契約を結んだ。順調に成長中で、昨年2軍で1試合を経験。今春のキャンプでは紅白戦で逆方向弾を放つなど、アピールを見せた。怪力ぶりの一方で確実性の低さや、三塁守備など粗削りな面はあるものの、秘める才能は本物のようだ。
(Full-Count編集部)