元中日助っ人が“乱調”…指揮官苦言 吉田正尚への1球を反省「状況に応じたピッチングを」
ジャリエル・ロドリゲスに指揮官が苦言「状況に応じたピッチングをするべき」
【MLB】Rソックス 6ー3 Bジェイズ(日本時間28日・ボストン)
元中日で現在はブルージェイズでプレーするジャリエル・ロドリゲス投手が27日(日本時間28日)、敵地でのレッドソックス戦に先発登板し、5回8安打6失点で今季6敗目を喫した。これで1勝6敗、防御率は4.82。ブルージェイズのジョン・シュナイダー監督は、投球に“注文”をつけた。
試合後のインタビューでロドリゲスの投球について問われると「(初回以降は)落ち着いた投球だった。効果的なピッチングをしていた。でも(初回)ヨシダに対してカウント3-1だった時、慎重に行くべきだった」と反省を促した。
理由は吉田正尚外野手と勝負を避ければ、ロミー・ゴンザレス内野手、ダニー・ジャンセン捕手の右打者が続いており「状況に応じたピッチングをするべきだった。5回は球数的に大丈夫だったけど、何球か変化球を投げるときに失投になってしまった。(6回も)投げさせたい一方で、危険な状況に陥りたくない。全ての回で状況を把握することが重要。そして、もう少し投球を改善させることだ」と球数79球のピッチングを振り返った。
カナダスポーツメディア「Dynes Sports」のフリーランス記者として勤めるトーマス・ホール記者は「ロドリゲスは今晩の試合で強烈な痛打を喰らった。5回まで対戦した打者20人のうち11回は打球初速95マイル(約152.9キロ)以上で、そのうち8回は100マイル(約160.9キロ)以上だった」と自身のX(旧ツイッター)に投稿。指揮官が苦言を呈するように、多くのボールが捉えられていた。
(Full-Count編集部)