メジャーとは思えない…ガラガラの客席が「酷い」 弱小球団の悲しき現実「選手の方が多い」
ホワイトソックス戦でガラガラすぎる観客席が話題
【MLB】レンジャーズ 3ー1 ホワイトソックス(日本時間28日・シカゴ)
ホワイトソックスは29日(日本時間30日)の本拠地・レンジャーズ戦に敗れて7連敗。今季勝率は.230(31勝104敗)と壊滅的状況に陥っている。そんなチームにファンも愛想をつかしているようだ。28日(同29日)の本拠地での試合ではスタンドがガラガラ。「ファンより従業員の方が多い」「悲しくなるね」「選手の方がファンより多いなんて、ナイス」とSNSには声が寄せられている。
27日(同28日)に予定されていた本拠地・レンジャーズ戦は開始直後に悪天候でサスペンデッドに。翌28日(同29日)に再開された。米メディアが驚いたのは観客があまりに少ないことだった。
地元紙「シカゴ・サンタイムズ」のホワイトソックス番記者、ダリル・ヴァン・シューウェン氏は自身のX(旧ツイッター)に「観客が少ない」とキャプションを添えて写真を投稿。「何人いるか」というファンの問いに答える形で、試合再開時点で「150~200人くらいかな」と綴っている。サスペンデッドゲームとなったためか、この試合の観客数は発表されていないが、極めて少ない人数だったことは間違いないようだ。
ドジャースとは雲泥の差だ。大谷翔平投手のボブルヘッドが配布された28日(同29日)の本拠地・オリオールズ戦は5万3290人を集め、29日(同30日)の同戦も5万3202人を記録した。ドジャースはここまでMLB最高勝率の.597(80勝54敗)をマーク。チーム状態が残酷なまでに反映されている。
ホワイトソックスの惨状にファンも続々反応。SNSには「正直言って、ホワイトソックスには多すぎるくらいだ」「この時点でチケットを買う意味はあるのか?」「俺の草野球の試合にもっとファンが来てたよ」「昭和のパ・リーグ」「当然の結果だね」「3桁に届くかな?」とコメントが寄せられ、他にもコロナ禍で開催された4年前と比較して「2020年より少ないな」「2020年の方がスタンドに人がいたよ。これはひどいね」という意見もあった。