ド軍剛腕が“爆弾”告白「問題を抱えている」 左膝に違和感…指揮官も「影響しないことを」

試合後、取材に対応したドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:川村虎大】
試合後、取材に対応したドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:川村虎大】

ミラーが試合後、左膝に違和感を抱えていることを明かした

【MLB】ドジャース 6ー3 オリオールズ(日本時間30日・ロサンゼルス)

 ドジャースのボビー・ミラー投手は29日(日本時間30日)、本拠地・オリオールズ戦に先発し、5回3失点で2勝目を挙げた。2回には一塁へのベースカバーに入った際に左膝を負傷。試合後、「しばらくの間(左膝に問題を)抱えている」と違和感が続いていることを明かした。

 初回はカウザー、ヘンダーソンから三振を奪うなど、3者凡退の立ち上がり。しかし、2回に1死を奪い、オハーンの一ゴロでカバーに入った際に険しい表情を見せた。トレーナーが集まり話し込んだあと、続投。5回にカウザーに3ランを浴びたが、5回2安打3失点でマウンドを降りた。

 試合後、ミラーは左膝に違和感を抱えていることを明かし「今までもそういう状態で投げてきたから、問題ないよ」と説明。「あのプレー以降、下り調子になってしまった。いい投球ができなかった。でも、言い訳にするべきではない」と5回の3失点を悔やんだ。

 また、デーブ・ロバーツ監督はミラーについて「一塁へカバーに向かったプレーのとき、彼はあまりいい反応をしなかった。それがカウザーヘの被弾に繋がったかわからない」と説明。「全体的にいいピッチングをしていたと思う」と評価した。

 チームは首位争い真っ只中。エースのタイラー・グラスノー投手は復帰時期が不透明ということもあり、剛腕ミラーの復活は必須。指揮官も「今後に影響しないことを願う」と祈っていた。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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