大谷翔平、史上初の43-43達成 1HR&1盗塁で一気に到達、直接対決で先勝
4打数で1本塁打を含む2安打1打点、1盗塁で打率.294
【MLB】ドジャース 10ー9 Dバックス(日本時間31日・アリゾナ)
ドジャースの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦で史上初の「43本塁打&43盗塁(43-43)」を達成した。4打数で1本塁打を含む2安打1打点、1盗塁で打率.294。チームは地区2位との直接対決の初戦で10-9で逃げ切り勝ちした。
4ゲーム差で迎えたダイヤモンドバックスとの一戦。初回先頭でここまで5打数無安打と抑え込まれていたギャレンの初球を右翼線に弾き返した。2022年に並びシーズン自己最多となる30本目の二塁打。3番のフリーマンの18号2ランで先制のホームを踏んだ。
2回無死一、三塁の第2打席では94.6マイル(約152キロ)のフォーシームが右肘付近に直撃。昨年9月に手術した箇所への死球に球場は騒然となったが、2フリーマンの打席で二塁へスタートを切った。今季43個目の盗塁で史上初の43-43に王手をかけた。
4回先頭、6回2死は空振り三振に倒れたが、8回2死で左越えへ43号ソロ。前人未到の43-43を達成した。チェイスフィールドでは初アーチ。敵地にも関わらず、MVPコールが沸き起こった。またシーズン51発ペースだ。
チームは2回までにギャレンから5点を奪ったが、カーショーが左足親指の痛みで今季最短となる1回0/3を3失点で緊急降板。両軍合わせて4つの死球が出るなど荒れた試合となったが、同点の6回に暴投でドジャースが勝ち越し。さらに7回にはスミスがダメ押し3ラン。大谷にも一発が飛び出し、ゲーム差を5に広げた。
(Full-Count編集部)