大谷翔平、2戦連発44号&打点トップ浮上 MVPトリオ初の3者連発…首位攻防戦で連勝

44号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
44号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

Dバックスとの首位攻防戦…初回に先頭の大谷からMVPトリオ3者連発

【MLB】ドジャース 8ー6 Dバックス(日本時間1日・フェニックス)

 ドジャースの大谷翔平投手は8月31日(日本時間9月1日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」で出場し、初回に2試合連続となる44号先頭打者弾を放つなど、5打数1安打2打点だった。チームは8-6と乱打戦を制し4連勝となった。ナ・リーグ西地区2位のダイヤモンドバックスとのゲーム差を6に広げた。

 史上初の「43本塁打&43盗塁」を達成してから一夜が明けても快音は止まらなかった。初回先頭の第1打席でベテラン右腕ケリーからバックスクリーンへ一振り。8月28日(同29日)のオリオールズ戦以来3試合ぶり今季5度目、通算11度目の先頭打者アーチ。敵地でもMVPコールが沸き起こった。

 前日8月30日(同31日)から2打席連発。8月は12本目で、直近4戦3発の量産態勢となった。さらに2番ムーキー・ベッツ外野手、3番フレディ・フリーマン内野手も本塁打を放ち、MVPトリオ初の3者連発。試合開始直後の3者連続本塁打は球団史上初だった。

 2回無死満塁の第2打席は中堅への犠飛。4回先頭の第3打席は一ゴロ、5回1死の第4打席は二ゴロに倒れた。同点の8回無死一塁ではフルカウントから低めシンカーを見逃し三振に倒れ、9回2死二塁の第5打席は右直だった。

 この日は5打数1安打2打点で打率.293、OPS.999。リーグ本塁打王争いでは2位のマルセル・オズナ外野手(ブレーブス)に7本差をつけ独走している。さらに98打点を上げ、打点もオズナに並びトップに浮上。自己最多となる2021年の100打点に残り2と迫った。

 初回にMVPトリオが3連発を放つも、その裏にダイヤモンドバックスのコービン・キャロル外野手が先頭打者ランニング本塁打を放つなど初回から乱打戦に。同点の9回2死二、三塁でトミー・エドマン内野手が勝ち越しの右前2点適時打を放ち、4連勝を決めた。

(Full-Count編集部)

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