大谷翔平、史上初の44-46で勝利貢献 2度目の3盗塁で11得点大勝…首位攻防戦勝ち越し

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

敵地・Dバックス戦で史上初の44-44を達成…さらに46盗塁まで記録を伸ばす

【MLB】ドジャース 11ー6 Dバックス(日本時間3日・フェニックス)

 ドジャース・大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」で出場し、4打数2安打2四球3盗塁をマークした。史上初の「44本塁打&44盗塁(44-44)」を達成すると次の打席で二盗、三盗。44-46に数字を伸ばし、勝利に貢献。ダイヤモンドバックスとのゲーム差は6に広がった。

 初回の第1打席は打球速度117.2マイル(約188.6キロ)の痛烈な右前打。3回無死二塁の第2打席は二ゴロに倒れたが、4回2死三塁の第3打席。四球で出塁すると、ベッツの打席で3試合ぶり44盗塁目。史上初の44-44を達成した。

 さらに7回1死の第4打席ではこの日2本目の右前打で出塁し、ベッツの打席で二盗、三盗と連続で成功させた。8月3日(同4日)の敵地・アスレチックス戦以来、日米通じて2度目の1試合3盗塁。7月23日(同24日)の本拠地・ジャイアンツ戦から23回連続で成功させ、成功率は.920となった。

 その後、フリーマンの左飛で生還。8回2死一塁でも四球で出塁し、続くベッツの二塁打で本塁まで生還した。シーズン自己最多を更新する109得点。松井秀喜氏の最高記録に並び、あと1得点でイチロー氏以来、日本人14年ぶりの110得点となる。9回2死の第6打席は見逃し三振。4打数2安打2四球3盗塁で打率.292、OPS.993。

 チームは3回に1死三塁でベッツの左前適時打、フリーマンが左越え2ランで3点を先制した。7回にも3点を奪うと、8回2死一、二塁でベッツの2点二塁打、フリーマンがこの日2本目となる2ランなどで5点を追加。17安打11得点で勝利し、ダイヤモンドバックスとの首位攻防4連戦を3勝1敗で終えた。

(Full-Count編集部)

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