大谷翔平、古巣エ軍戦に「特別な気持ちはあります」 ついに凱旋「楽しみに」
敵地・Dバックス戦で史上初の44-44を達成→4日から古巣エ軍と2試合
【MLB】ドジャース 11ー6 Dバックス(日本時間3日・フェニックス)
ドジャース・大谷翔平投手が2日(日本時間3日)、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」で先発出場。史上初となる「44本塁打&44盗塁」を達成した。明日3日(同4日)からは古巣エンゼルスの本拠地に“凱旋”して2試合を戦う。試合後の取材に応じ「楽しみにしています」「特別な気持ちはあります」と意気込みを語った。
ドジャースは3日(同4日)から敵地でエンゼルス戦に臨む。大谷翔平投手にとって、移籍後初となるエンゼルスタジアムでの公式戦。2018年から6年プレーしてきた。「楽しみにしています。一番時間を過ごしているので。ドジャースタジアムで一度やっているので、エンゼルス戦というより、エンゼルスタジアムでプレーすることに特別な気持ちはあります」と思いを口にしている。
6月にドジャースタジアムで行われたエンゼルス2連戦では2連発。当時、古巣との対戦については「エンゼルスタジアムに行けばまた違うのかなと思います」と話していた。ロバーツ監督も2日(同3日)の試合前取材で「多少感情的なことにもなるのは間違いないだろうが、(アナハイムに)戻っても彼は問題ないだろうし、我々が試合に勝つための手助けをしてくれるだろう」と期待していた。
ドジャースは8月30日(同31日)から敵地でダイヤモンドバックスとの首位攻防戦を戦った。第1戦で大谷は43号本塁打を放ち、史上初の43-43を達成して勝利に貢献した。この時点で今季成績を81勝54敗とし、今季の勝率5割以上が確定。大谷はメジャー移籍後初めて、負け越しシーズンを回避することになった。
エンゼルス時代は新人王、2度のシーズンMVPを手にするなど大活躍を見せた一方でなかなか勝利に結びつかず、大谷が在籍中の最高成績は2018年の80勝82敗だった。大谷の移籍、マイク・トラウト外野手も故障で長期離脱しており、エンゼルスは今季も大きく低迷。2日(同3日)時点で57勝80敗、ア・リーグ西地区最下位となっている。
(Full-Count編集部)