大谷翔平の凱旋に指揮官が“異例の注文”「終止符に」 「特別な日」も…求める前進
ロバーツ監督、大谷翔平は「日々純粋な情熱を持ってプレーしている」
【MLB】エンゼルスー ドジャース(日本時間4日・アナハイム)
ドジャースの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地・エンゼルス戦に「1番・指名打者」で出場する。移籍後初となるエンゼルスタジアムでの公式戦。試合前、デーブ・ロバーツ監督は「誰にとっても特別な日になると思う。ショウへイだけの話をすれば、少し終止符のようなものになるだろう。アナハイムでの時間はとても素晴らしかったという意味でね」と思いやった。
史上初の「45本塁打&45盗塁(45-45)」にも期待がかかる大谷。新天地での躍動に、古巣のファンも注目しているが「彼の真価を認めていること、そして彼に感謝していることを示す機会になるだろう」と、指揮官は“凱旋”を喜んだ。
続けて「いい瞬間になるだろうが、ショウへイはドジャースとして優勝争いをしていることにワクワクしているということを私は分かっている。誰にとってもいい瞬間になることは間違いない」と、すでに今ではドジャースの一員であることを強調した。
今季の大谷は試合前時点で135試合に出場して打率.292、44本塁打、98打点、46盗塁を記録している。「幸いにもまだシーズンが終わってないことに興奮するね。彼がここまでしてきたことという点で言えば、まだ誰もやってのけていないことなので、この点だけでもかなり圧倒される。彼は球界の顔という、彼に与えられた責任の中で、日々純粋な情熱を持ってプレーしている」。ロバーツ監督の想像を超える活躍を披露している。
エンゼルスでの6年間を過ごしたが、すでにドジャースの一員として“上書き”されており「終止符と言ったのは、ファンに向けての意味のほうが大きい。ショウへイは当然の権利としてもう前に進んでいる。これまでも私は話題にしているが、彼は実生活と仕事を分けるのがうまい」と指揮官は言及。描く未来に突き進むだけだ。
(Full-Count編集部)