「大谷にはできない」ライバルが美技披露で論争勃発…MVPへ立ちはだかる歴史
メッツのリンドーアが2安打&美技の活躍
【MLB】メッツ 8ー3 Rソックス(日本時間5日・ニューヨーク)
メッツのフランシスコ・リンドーア内野手は4日(日本時間5日)、本拠地でのレッドソックス戦で2安打をマークした。守備では美技も披露。指名打者がメインの大谷翔平投手とMVPを争っているだけに、「大谷はこんなことできない」「彼がMVP最有力の理由だ」とファンからはMVPに推す声があがった。
リンドーアは初回に安打を放って4得点を導くと、5回には二塁打を放った。1点リードの8回には無死からレッドソックスの1番、ジャレン・ドゥラン外野手のボテボテの当たりに猛ダッシュし、華麗に一塁へ送球。本拠地のファンを沸かせた。
リンドーアは、これで15試合連続安打。調子は右肩上がりで、ナ・リーグMVPの座を大谷と争っている。今季は大谷が「40-40」をクリアするなど活躍を見せているが、MVPは守備も重要視されてきた歴史があり、遊撃をメインとするリンドーアを推す声もある。
地元放送局「SNY」がリンドーアの好守の動画を公開すると、メッツファンたちからは、「これはプレイヤーにとって本当に価値のあること。DHがこれをやるのを見てみたい」「大谷はこれができるのか?」「リンドーアは毎日これをやっているが、大谷は打席の合間にキャンディークラッシュをプレイしている」となどとMVP論争が勃発。大谷に対する皮肉の声もあがっていた。
指名打者をメインとする大谷がMVPを獲得すれば、史上初。歴史という壁を崩し、MVPを獲得することはできるだろうか。