巨人OBが絶賛…逸材21歳左腕は「どこも欲しい」 ドラフトの目玉が持つ5つの資質

3月の欧州代表戦に登板した侍ジャパン・金丸夢斗【写真:小林靖】
3月の欧州代表戦に登板した侍ジャパン・金丸夢斗【写真:小林靖】

高橋尚成氏が公式YouTubeを更新

 巨人、メジャーリーグで活躍した高橋尚成氏が自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」を更新。9月2日にプロ志望届を提出した関大・金丸夢斗投手を分析し「プロでも即戦力になる」と断言した。

 3月に行われた「2024カーネクスト侍ジャパンシリーズ2024」の日本代表にも選出されたプロ注目の左腕について、高橋氏は「やっぱりバランスがいいですし、なおかつコントロールが良くて、球にスピードがあってキレがある。カーブ、スライダー、チェンジアップ、フォークも投げるのかな。球種が豊富で“抜く”球がかなりいい。これはプロで即戦力になるんだなという気がします」と絶賛した。

 チェンジアップについては「けっこう抜けています。すごいです。バーンと腕を振って、右バッターの外にフッと(落ちる)」と解説した。さらに「それだけはだめで、右打者の外へのストレートのコントロールが大事になってくるけど、そこもしっかりできている」と高く評価した。

 金丸は全日本大学野球連盟が公式ホームページでプロ志望届提出者一覧の公開を開始した初日に名前が掲示されていた。これに対しても高橋氏は「それだけ自信あるのでしょうし、プロを完全に意識しながらプレーしていると思います」と語った。

「これだけの投手ですし、どこも欲しいと思います」と素材の良さに太鼓判を押した。古巣の巨人指名の可能性についても触れ「井上、グリフィン、メンデスと(左投げは)何人もいるけど、入るとかなり戦力アップになる」と力説した。金丸がドラフト会議で目玉の存在となるのは間違いなさそうだ。

【実際の映像】関大・金丸夢斗は「プロでも即戦力」…高橋尚成氏がドラフトの目玉を分析

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