大谷翔平が迫る“DH史上最高” 残り18試合…記録更新は確実か、異次元ペース「83」

ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

DH出場時の最多長打ランキング、1位のオルティスに肉薄

 新記録樹立は確実か。ドジャース・大谷翔平投手は9日(日本時間10日)の試合を終え、リーグ独走の46本塁打を放つ圧倒的な打棒を披露している。加えて二塁打、三塁打、本塁打を合わせた長打数でもナ・リーグ最多の「83」を記録。指名打者としてのシーズン記録まであと4に迫っている。

 カナダのデータ会社「スタッツ・センター」が自社X(旧ツイッター)を更新。選手がDHとして出場し1シーズンに放った長打数のランキングを紹介した。1位は、殿堂入り野手として“史上最高のDH”とも称されるデビッド・オルティスが2016年に記録した「87」。そして4差の3位タイに、シーズン終了まで残り18試合を残しながらも、大谷が堂々のランク入りを果たしている。

 大谷は46本塁打の他に、30二塁打、7三塁打を記録。単打に見える当たりを二塁打に、二塁打の当たりを三塁打に変える圧倒的なスピードも備えていることが偉業につながっていると言えるだろう。

 2023年の大谷も長打数「78」で同7位(二塁打26本+三塁打8本+本塁打44本)にランクインしており、1~7位までに複数回入っているのは大谷とオルティスの2人だけ。“ビッグ・パピ”ことオルティスは、引退した2016年に二塁打48本+三塁打1本+38本の「87」長打をマーク。他にも2007年の「85」長打が2位、2005年の「83」長打が3位で3回ランク入りしている。

(Full-Count編集部)

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