まさかの0/15…ジャッジが急失速 大谷翔平が迫るメジャー最多「チャンスあるかも」
ジャッジは自己ワーストタイのの15戦連続HRなし…大谷は4差“急接近”
【MLB】ヤンキース 4ー3 ロイヤルズ(日本時間12日・ニューヨーク)
メジャートップの51本塁打を放っているヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が、突然の不振に陥っている。11日(日本時間12日)の本拠地・ロイヤルズ戦で3打数1安打2四球もノーアーチに終わり、これで自身最長タイの15試合連続本塁打なし。9月は打率.189と低迷しており、ファンも心配。「再びホームランは打つことはあるだろうか」などと声をあげている。
ジャッジのバットからホームランが消えた。8月25日(同26日)のロッキーズ戦で2発を放ったのが最後。15試合連続本塁打なしは、2017年8月17日~9月2日に並び、自己最長となった。
2022年に自身が打ち立てたア・リーグ記録の62発に並ぶ勢いだったが、ここにきて急失速。シーズン56発ペースとなり、2度目の60発もは厳しい情勢になった。地元紙「ニューヨーク・ポスト」によると、ジャッジはこの日の試合前に「これが野球ってものさ」「体調は良好だし、結果は出ると思う」などと語ったという。
32歳主砲のスランプに、ファンも気をもんでいる。SNSには「本当にピタッと止まったね。精神的なものもあるだろうしホームランが出るときは常に紙一重ってことだ」「やっぱり9月は疲労困憊なのでしょうか」とコメントが寄せられている。
リーグ本塁打王は確実な状況だが、メジャートップの座を脅かす存在も現れている。ドジャースの大谷翔平投手は11日(同12日)のカブス戦で47号アーチ。米放送局「FOXスポーツ」のベン・バーランダー氏は自身のX(旧ツイッター)に「メジャー全体でトップを走るアーロン・ジャッジとはわずか4本差だ」と伝えた。
ファンも“急接近”した両雄の行方に注目。「気づいたらジャッジ選手と4本差なんですね!!」「ナ・リーグ本塁打王はほぼ確定だし、全体でもトップになるチャンスあるかもだな」と声をあげている。ヤンキースもドジャースもレギュラーシーズンは残り16試合。果たしてどんな結末を迎えるだろうか。
(Full-Count編集部)