大谷翔平だけで“9連投” 惜しまない称賛…MLB記者が浮き彫りにする前人未到の偉業
ラングス記者は12日に大谷関連の投稿を9回行った
比類する者がいない道を歩んでいる。ドジャース・大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地カブス戦に「1番・DH」で先発出場。初回の第1打席で47号先頭打者弾を放ち、史上初の「47本塁打&47盗塁(47-47)」を達成した。さらに2回には二盗を決めて「47-48」へ数字を更新。“大谷好き”としても知られる著名な記者は“あるワード”でその偉業を称えている。
大谷は初回、ウィックスのスライダーを捉えて今季47号を叩き込んだ。打球速度118.1マイル(約190.06キロ)、飛距離405フィート(約123.44メートル)、角度19度の低弾道爆速アーチに本拠地は熱狂。これで史上初の47-47に到達し、アジア出身選手の通算最多本塁打218本にも並んだ。2回には四球で出塁すると二盗に成功。今季48盗目で「47-48」へ数字をさらに伸ばした。
打って走って、躍動し続ける偉才に、MLB公式のサラ・ラングス記者は“投稿”で称賛を惜しまない。同記者は様々なデータや記録に精通し、自身のX(旧ツイッター)を通してファンに発信。中でも大谷が本塁打や盗塁、爆速ヒットなどを打つと、すぐさま記録を紹介している。この日は大谷に関する投稿だけで何と9個。1日を通して28投稿している中で、実に30%以上を占めていた。
振り返ると、大谷が8月31日(同9月1日)に史上初の「44-44」を達成して以降、一連の投稿の中で必ず今季のペースについて触れ、「その組み合わせを同一シーズンで成し遂げた選手は誰もいない」というワードを添えている。この日の投稿の1つでは、「ショウヘイ・オオタニは今季52本塁打&53盗塁ペースだ。その組み合わせを同一シーズンで成し遂げた選手は誰もいない。彼の47という数字は、すでに年間で本塁打と盗塁の両方で選手が到達した最も高い数字だ」と綴っていた。
大谷は8月30日(同31日)に史上初となる「43-43」を達成。1つの本塁打、1つの盗塁を決めるたびに、誰も経験したことのない道を歩んでいる。前人未到の「50-50」へ。残り17試合にも注目が集まる。
(Full-Count編集部)