中日23歳は「新竜の希望」　2度降格も意地の躍動…次代の大砲を「残りの試合4番で」

中日・石川昂弥がヤクルト戦で逆転打など3安打

　中日・石川昂弥内野手が12日にバンテリンドームで行われたヤクルト戦に「5番・一塁」で出場。5回にチームを勝利に導く逆転打を放つなど、5打数3安打2打点の活躍に「新竜の希望」「残りの試合4番で」といった声があがっている。

　石川は第1、2打席でともに中前打を放ち、あっさりマルチ安打をマーク。そして1点を追う5回無死満塁で、三遊間を破る左前への2点逆転適時打を放った。ベース上で力強いガッツポーズをみせるとドームを埋めたファンから大きな歓声があがった。

　2019年ドラフト1位で中日に入団。今季は開幕1軍入りを逃し、その後も2度の抹消を経験。ここまで打率.266、3本塁打、20打点も地元愛知の東邦高出身の23歳への期待は大きい。

　DAZNが公式X（旧ツイッター）に「竜の希望であり未来」として逆転タイムリーの動画を投稿。ファンは「俺をスタメンで使え打法」「明日4番で」「カッコイイよ」「声援もすごかった」「最高や最高や最高や」「竜の未来明るいって！」っと期待のコメントを寄せていた。