吉田正尚、20試合ぶり10号先制2ラン 2年連続2桁HR到達…9月初アーチに敵地騒然

10号2ランを放ったレッドソックス・吉田正尚【写真:ロイター】
10号2ランを放ったレッドソックス・吉田正尚【写真:ロイター】

6回2死一塁、高めのカットボールを右中間席に運んだ

【MLB】ヤンキース ー Rソックス(日本時間14日・ニューヨーク)

 レッドソックスの吉田正尚外野手が13日(日本時間14日)、敵地で行われたヤンキース戦に「4番・指名打者」で先発出場。6回に20試合ぶりとなる先制の10号2ランを放ち、2年連続2桁本塁打に到達した。

 両軍無得点の6回2死一塁で迎えた第3打席。2ボールからの3球目、高めのカットボールを振り抜くと、打球は右中間席に達する先制2ランとなった。打球速度105.2マイル(約169.3キロ)、飛距離408フィート(約124.4メートル)、角度25度の豪快な一発に敵地は騒然となった。

 メジャー2年目の今季は5月1日(同2日)に左手親指の付け根を痛めて負傷者リスト(IL)入りし、6月11日(同12日)に復帰。7月は打率.333、3本塁打、OPS.898、8月も打率.326、4本、OPS.897と調子を上げていたが、9月はここまでノーアーチだった。

 メジャー1年目だった昨季は出場140試合で打率.289、15本塁打、72打点、OPS.783。今季は試合前時点で96試合に出場して打率.286、9本塁打、49打点、OPS.779をマークしていた。

【実際の映像】宿敵ヤンキース相手に描いた放物線 2年連続2桁本塁打を放った吉田正尚

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