ド軍に暗雲…右肘痛のエース右腕が実戦登板を回避、指揮官も曇り顔「後退だ」
ロバーツ監督「明日どう感じるか、様子を見たい」
ドジャースのエース右腕タイラー・グラスノー投手が13日(日本時間14日)、予定されていた打者相手の実戦投球を回避した。デーブ・ロバーツ監督は「腕に違和感を感じた。予定を切り上げる必要があった。シムゲーム(実戦登板)はできなかった。これは後退だ」と表情を曇らせた。
グラスノーは8月中旬に右肘腱炎で負傷者リスト入り。今季は22試合登板、9勝6敗、防御率3.49。ポストシーズンでは先発ローテーションの柱と期待されていた。この日のブルペンでの投球に異変を感じたようで、ロバーツ監督は「ブルペンでウォーミングアップをしていた時だ。23、24球になって違和感を感じた。切り上げたのはスマートな判断だった」と話した。
シーズン中の復帰について、指揮官は「明日どう感じるか、様子を見たい。私たちは今日正しい判断をした。続けられないほど調子が良くないのであれば無理をさせる必要はない」と慎重に探っていく。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)