戻ってきた巨人ドラ1が「エグくなってる」 3か月ぶり1軍で見せた進化「先発で見たい」
巨人・堀田賢慎は3か月ぶり1軍で2回無安打、最速149キロをマーク
■ヤクルト 4ー1 巨人(14日・東京ドーム)
巨人の堀田賢慎投手が14日のヤクルト戦(東京ドーム)に登板し、2回を無安打無失点と好投した。約3か月ぶりの1軍で進化した姿を見せた23歳に、ファンは「エグくなってる」「明らかに出力上がってる」「先発で見てみたい」と声をあげている。
堀田は4点ビハインドの7回から登板し、中村を三ゴロ、代打・川端を空振り三振、長岡を二ゴロで3者凡退。8回は並木を二直、サンタナを遊ゴロ、村上には四球を与えたが、オスナを遊直に打ち取った。2回30球を投げて無安打投球。速球の最速は149キロを計測した。
5年目の今季は、この登板前まで13登板(7先発)で3勝3敗、防御率2.70。3回途中5失点で敗戦投手になった6月12日の楽天戦を最後に、ファームでの調整が続いていた。セイバーメトリクスの指標を用いて分析などを行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)のデータによると、今季の速球の平均球速は144.3キロだが、この日は常時140キロ台後半をマーク。進化の跡が伺える。
2019年ドラフト1位右腕の投球にファンは歓喜。「すげぇなー」「素晴らしい」「おかえり」「球に力ある」「ナイスアピール」「進化してる」「ぜひ先発させてほしい」「キーマンになりそう」とSNSにはコメントが寄せられた。今後の投球が注目される。
(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA http://deltagraphs.co.jp/
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』(https://1point02.jp/)も運営する。