西武2012年ドラフト組がゼロに…増田&金子侑が引退 フル回転左腕&お騒がせ投手ら

今季限りでの引退を発表した西武・金子侑司(左)と増田達至【写真:小林靖、宮脇広久】
今季限りでの引退を発表した西武・金子侑司(左)と増田達至【写真:小林靖、宮脇広久】

2012年ドラフトでは西武に6選手が入団していた

 西武は17日、増田達至投手の今季限りでの現役引退を発表した。2012年ドラフトで同期入団だった金子侑司外野手もすでに今季限りの引退を発表しており、これで同年の西武ドラフト入団組はゼロとなった。

 増田は2012年ドラフト1位でNTT西日本から西武に入団。1年目からリリーフで活躍し、2015年に最優秀中継ぎ、2020年には33セーブでタイトルを獲得し、2度のリーグ優勝に貢献した。今季は1軍で12試合の登板して0勝2敗3ホールド、防御率4.09だった。通算成績は559試合登板で31勝40敗、109ホールド、194セーブ。

 1日には立命大から2012年ドラフト3位で西武入りした金子侑も引退を発表。今季は36試合に出場して打率.220、2本塁打8打点だった。

 同期コンビの引退で西武の同年ドラフト入団組はついにゼロとなる。千葉国際高から2位で入団した相内誠投手は2020年オフに引退し格闘家に転身。西武在籍時は運転違反などで謹慎処分を科された時期もあった。

 西濃運輸から4位で入団し、中継ぎ左腕としてフル回転した高橋朋己投手も同年限りで引退していた。光南高から5位入団の佐藤勇投手は2017年に。また四国IL・香川から育成1位の水口大地内野手は2020年に引退している。

(Full-Count編集部)

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