衝撃の巨人斬り…育成出身21歳は「エース格になり得る」 2軍で驚異の無双「26.8」
西武・菅井信也はイースタン巨人戦で2安打無四球13Kで完封勝利
西武の21歳左腕・菅井信也投手が2軍で衝撃の投球を披露した。17日のイースタン・リーグ巨人戦(ベルーナドーム)で13三振を奪って2安打無四球完封勝利。圧倒的な投球に、ファンは「来年頼む」「えぐ!」「これは、期待大」と声をあげている。
入団3年目左腕が衝撃投球だ。打たれた安打は2回に立岡と郡に許した2本のみ。112球で9回を投げ切った。無四球&奪三振ショーで完封勝利。21歳が躍進を遂げている。
2021年に山本学園高から育成ドラフト3位で入団した21歳は、今年6月2日に支配下登録された。同6日のヤクルト戦(神宮)で初登板。7月15日のオリックス戦(ベルーナドーム)で7回無失点でプロ初勝利を飾るなど、7登板(4先発)で1勝2敗1ホールド、防御率6.16の成績を残した。
2軍では14登板(12先発)で3勝3敗、防御率2.72。76回を投げて83三振を奪っている。セイバーメトリクスの指標を用いて分析などを行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)のデータによると、2軍で70投球回以上を投げた投手の中で、奪三振割合「K%」は26.8%で1位、奪三振割合と与四球割合の差「K-BB%」も20.3%で1位だ。
成長著しい21歳にファンも熱視線。「パーソル パ・リーグTV」がXに動画を投稿すると、「もう一度1軍登板してほしい」「期待しかない」「まじで将来が楽しみ!」「全球種最高だな!」「2軍レベルはもう脱却」「美しすぎるだろ」「体力ついたら大ブレーク」「2軍じゃないね」「エース格になり得る」とコメントが寄せられた。
(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA http://deltagraphs.co.jp/
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』(https://1point02.jp/)も運営する。