大谷翔平、49盗塁で「48-49」 驚異の成功率92.5%…5打数1安打、ド軍快勝で優勝M7
ロバーツ監督が2006年にマークした49盗塁に並んだ
【MLB】ドジャース 8ー4 マーリンズ(日本時間19日・マイアミ)
ドジャースの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地・マーリンズ戦で今季49個目の盗塁を決めた。「1番・指名打者」で先発出場し、初回に二盗を成功。「48本塁打&49盗塁」に伸ばし、前人未到の「50-50」へまた前進した。5打数1安打で打率.287。チームは8-3で快勝し、この時点で地区優勝マジックを7とした。
初回先頭、左前打で2試合連続安打をマークした直後だった。ベッツへの初球、果敢に二塁へスタートを切って6試合ぶりに盗塁成功。49盗塁は日本出身選手では2006年デーブ・ロバーツ(ドジャース監督)に並んで歴代2位だ。捕手の悪送球で三塁へ。テオスカー・ヘルナンデスの遊ゴロで本塁打を狙ったものの、三本間で挟まれてタッチアウトとなった。
驚異の成功率だ。7月23日(同24日)の本拠地・ジャイアンツ戦から26回連続成功。失敗はわずか4回で成功率は、驚異の92.5%だ。日本選手のシーズン最多盗塁は2001年イチローの56盗塁。シーズン52盗塁ペースの大谷はどこまで迫れるか。
3回1死は遊飛に打ち取られ、4回1死一塁は見逃し三振。7回先頭は右飛、8回2死一、二塁は空振り三振に倒れた。残り10試合。大谷の偉業が期待される。
ドジャースは60試合の短縮シーズンだった2020年を除いて11年連続90勝に到達した。この日、ドジャースが勝利し、ブレーブスとメッツが敗れた場合のみプレーオフ進出が決定していたが、ブレーブスがレッズに勝利。プレーオフ進出は19日(同20日)以降に持ち越しとなった。
(Full-Count編集部)