ド軍止まらぬ“野戦病院化”…エース格2人が復帰絶望的 9月4度の投壊、深刻な先発不足
グラスノーは60日ILでレギュラーシーズン終了、ストーンの復帰を監督は否定的
大谷翔平、山本由伸両投手の所属するドジャースが深刻な先発投手不足に陥っている。18日(日本時間19日)にはタイラー・グラスノーが60日間の負傷者リスト(IL)に移行し正式にレギュラーシーズンが終了になった。また、ギャビン・ストーンの復帰にデーブ・ロバーツ監督は「可能性は極めて低い」と否定的な見解を明かした。
グラスノーは今季、22試合に登板して9勝6敗、防御率3.49をマークしていたが、8月中旬に右肘腱炎でIL入り。今月13日(同14日)の投球練習を回避し、指揮官が今季終了を示唆していた。また、ストーンはチーム最多11勝を挙げているが、右肩の炎症でIL入りした。
さらに若手のホープ、ボビー・ミラーも直近3試合連続で初回に失点し、18日(同19日)に2度目のマイナー降格をするなど、不安定な投球が続いた。昨季11勝を挙げたが、今季はここまで防御率8.52となっていた。
チームは山本由伸が復帰し2試合で8回を投げ自責点0と好投している。また、7月末に加入したジャック・フラハティも移籍後は5勝2敗、防御率3.65と好投を続けている。一方で、クレイトン・カーショーはIL入りしており、ウォーカー・ビューラーもわずかに1勝、防御率5.54と低迷している。
チームは地区首位を走っているが、9月に入り4度の2桁失点を喫している。SNSでは「これは痛すぎる」「ストーン、グラスノーも間に合いそうにないとかまじかい」と悲鳴の声が寄せられた。
(Full-Count編集部)