大谷翔平で浮かび上がる「262」の衝撃 誰も到達できない…イチローの歴史的偉業
大谷は今季128得点でイチロー超え、盗塁も55として日本勢最多へあと「1」
【MLB】ドジャース 6ー5 ロッキーズ(日本時間23日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)の本拠地・ロッキーズ戦で9回に同点の53号ソロを放つなど、5打数4安打2盗塁をマーク。「54本塁打&55盗塁(54-55)」とした。今季128得点としてイチロー氏を抜き日本人最多、盗塁もイチロー氏の記録にあと1に迫ったが、まだまだ届かない“領域”も存在する。
大谷は右前打で出塁した3回に二盗成功。7回にも右前打で出塁すると再び二盗を決め、フレディ・フリーマン内野手の適時打で生還した。さらに1点を追う9回に同点の53号ソロ。今季128得点として、イチロー氏が2001年に記録した日本選手最多の128を抜いた。盗塁も同年にイチロー氏が記録した日本選手最多の56にあと1に迫った。
本塁打は自身が放った2001年の46本を超えて53に。打点も2005年に松井秀喜氏が記録した116を超えて123とし、次々と日本選手最多を更新しているが、年間安打数は“別次元”だ。
イチロー氏はメジャー最多の262安打を記録した2004年を筆頭に、2005年の206安打まで日本人年間安打トップ10を独占している。11位が2005年の松井氏で192安打。現在184安打の大谷は、2011年のイチロー氏と並び12位だ。
イチロー氏と大谷では打者のタイプが大きく異なる。一概に比較はできないが、イチロー氏の安打数は驚異的だ。SNSには「やっぱ凄いんよ」「イチローさんの記録はとんでもないものです」「とてつもないヒット数」「10年連続200安打ってバケモノすぎる」「イチローさんと大谷さんはほんとに凄い」「途方もない数ですね」とコメントが寄せられている。
ドジャースの残り試合は6。どこまで安打数を伸ばすか。ホームラン、盗塁に加え、こちらも注目だ。
(Full-Count編集部)