大谷翔平の週間MVPは「6日間無安打でも確定」 1日で稼いだ「0.7」…米記者も衝撃

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

今季3度目の受賞…打率.500、6本塁打、17打点、7盗塁の好成績

 メジャーリーグ機構(MLB)は23日(日本時間24日)、両リーグの週間MVPを発表し、ナ・リーグはドジャースの大谷翔平投手が今季3度目の受賞を果たした。16日(同17日)の敵地・ブレーブス戦からの1週間で打率.500、6本塁打、17打点、7盗塁の好成績。米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は「サプライズ、サプライズ」とジョークを交えて称賛した。

 大谷はエンゼルス時代と合わせて通算10度目の受賞で日本人最多を更新。両リーグで少なくとも3度以上受賞したのは、週間MVPの表彰が始まった1973年以降、史上8人目の快挙だった。同期間で7試合に出場し、32打数16安打。出塁率.543、長打率1.125、OPS1.668。打率、安打、得点、本塁打、打点、盗塁、長打率、OPSと8部門リーグトップを記録した。

 中でも絶大なインパクトを残したのが19日(同20日)の敵地・マーリンズ戦。6打数で3打席連発を含む6安打10打点をマークし、前人未到の「50本塁打&50盗塁(50-50)」を達成した。さらにその後も打棒は止まらず、「53本塁打&55盗塁(53-55)」まで到達している。

 ナイチンゲール記者は「仮にこの(1週間の)うちの6日間で無安打でも、6打数6安打3HR10打点2盗塁を記録した1日があればこの賞を確定させていただろう」と持論を投稿。同日だけでWARは0.7上昇。とてつもない印象を残した1日だった。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY