大谷翔平の遥か上、31歳が異次元の「102」 もう1人の最強1番…達成した快挙「15」

ドジャース・大谷翔平(左)とフィリーズのカイル・シュワーバー【写真:荒川祐史、Getty Images】
ドジャース・大谷翔平(左)とフィリーズのカイル・シュワーバー【写真:荒川祐史、Getty Images】

シュワーバーは今季リーグトップの102四球をマーク

 フィリーズは23日(日本時間24日)、本拠地・カブス戦に勝利し、13年ぶりとなるナ・リーグ東地区優勝を決めた。中でも先発出場した143試合全てで1番に座ったカイル・シュワーバー外野手は37本塁打、100打点、OPS.855をマーク。ブライス・ハーパー内野手らとともに強力打線を支えている。

 この日も「1番・指名打者」でスタメンに名を連ねると、2-0の2回に中堅へ37号ソロ。リードを広げる一発で2年連続で100打点の大台に乗せた。昨季は打率1割台ながら47本塁打をマークする極端な成績が話題になったが、今季は打率.250と確実性も向上させている。

 シュワーバーの特筆すべき点は出塁能力だ。三振数はここまでメジャーワースト3位の192で3年連続200三振が目前となっているが、一方で四球はナ・リーグトップの102。2位の大谷翔平投手、フレディ・フリーマン内野手(ともにドジャース)の78を大幅に上回っている。打率.250に対し、出塁率は.367でリーグ9位となっている。

 21日(同22日)の敵地・メッツ戦ではメジャー記録を更新する今季15本目の先頭打者弾。プレーオフでも31歳の1番打者は他球団の脅威になるのは間違いなさそうだ。

(Full-Count編集部)

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