大谷翔平がこじ開けた“94年前”の大偉業 米記者は大興奮…空前の記録ラッシュ
ドジャース長打記録は1930年にベーブ・ハーマンが記録した94だった
【MLB】ドジャース ー パドレス(日本時間25日・ロサンゼルス)
また新たな記録を打ち立てた。ドジャース・大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、本拠地・パドレス戦に「1番・指名打者」で先発出場。初回に右翼線へのエンタイトル二塁打を放った。これで今季の長打数を95とし、球団新記録を樹立した。米記者は「1930年から続いていた!!!!!」と“不滅の偉業”の更新に大興奮している。
初回の第1打席、右腕キングの初球を完璧に振り抜いた。右翼線へ強烈な打球を飛ばし、バウンドして右翼席へ飛び込んだ。打球初速110.4マイル(約177.7キロ)の爆速二塁打に、米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況のジョー・デービス氏は「右翼のライン付近に飛んだ(打球が速すぎて)目がかすみました」と唖然としていた。
MLB公式のサラ・ラングス記者はすぐさま自身のX(旧ツイッター)を更新。「ショウヘイ・オオタニが今、95長打を記録した。1930年にドジャースの年間長打数の記録を樹立したベーブ・ハーマンの記録を抜き去った」とし、「もう一度言うけど、その記録は1930年から続いていた!!!!!」と大興奮の様子だ。また、米メディア「ドジャース・ネーション」も「オオタニはたった今、またドジャースの記録を破った」と速報した。
大谷は19日(日本時間20日)の敵地・マーリンズ戦で、自身初となる3打席連続本塁打を含む6安打10打点2盗塁の大活躍を見せた。球団シーズン記録の49号に並び、すぐさま新記録を更新。その後もアーチを描き続け、24日(同25日)の試合前で「53本塁打&55盗塁」まで数字を伸ばしている。ドジャース移籍1年目から空前の記録ラッシュだ。
(Full-Count編集部)