大谷翔平の爆速打に「目がかすみました」 地元放送局は“困惑”と称賛「とても難しい球を」
パドレス戦に「1番・DH」で先発出場…第1打席でエンタイトル二塁打
【MLB】ドジャース ー パドレス(日本時間25日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、本拠地・パドレス戦に「1番・指名打者」で先発出場。初回に右翼線へのエンタイトル二塁打を放った。打球初速110.4マイル(約177.7キロ)の爆速打に地元放送局は「(打球が速すぎて)目がかすみました」と“困惑”していた。
初回の第1打席、右腕キングの初球を完璧に振り抜いた。右翼線へ強烈な打球を飛ばし、バウンドして右翼席へ飛び込んだ。直後にはベッツの遊ゴロを相手守備が悪送球し、首位攻防戦で貴重な先制のホームを踏んだ。
目にも止まらぬ速さの安打に米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の放送席は驚きを隠しきれない。実況のジョー・デービス氏「右翼のライン付近に飛んだ(打球が速すぎて)目がかすみました」と伝えれば、解説の元米ソフトボール代表で五輪金メダリストのジェシカ・メンドーサさんも「バットスピードをみてください。とても難しい球をバレル(理想的な角度とスイングスピード)することができました。打席を出る前に打球がフェンスを(ワンバウンドで)超えました」と称賛を送った。
大谷はこの二塁打で今季95長打とし、1930年にベーブ・ハーマンが樹立した球団記録を更新。首位攻防戦で第1打席から存在感を見せている。
(Full-Count編集部)