鷹はあと1死で“継投ノーノー”逃す…楽天安田が2号3ラン…25日のパ・リーグ
鷹は9回2死まで継投で無安打投球
ソフトバンクは25日、みずほPayPayドームで行われた西武戦に2-0で勝利した。8回までは継投で無安打に抑えていたが、9回2死から安打を許し、惜しくも“継投ノーノ―”とはならなかった。
先発したカーター・スチュワート・ジュニア投手は、初回を3者凡退に打ち取ると、2回は四球で走者を背負いながらも、冷静に後続を断ち、無失点で切り抜ける。以降も、四球や味方の失策などで走者を背負う場面がありながらも、要所を締める投球を見せ、5回77球無安打2四球3奪三振無失点でマウンドを降りた。
打線は4回、2死から山川穂高内野手に33号ソロが生まれ、1点を先制。さらに7回には、ジーター・ダウンズ内野手の来日初安打で2死一塁とし、谷川原健太捕手の適時三塁打で1点を追加。2点リードで迎えた8回は杉山一樹投手が3者凡退に抑えると、9回はロベルト・オスナ投手が2死から野村大樹内野手に三塁打を浴びてピンチを招きながらも、無失点で試合を締めた。
安田悠馬が決勝の2号3ラン…楽天は3位ロッテと1ゲーム差
楽天はエスコンフィールドで日本ハム戦に3-1で勝利した。初回、引退登板となった相手先発・鍵谷陽平投手の前に簡単に2死を奪われたが、代わった金村尚真投手から一、二塁の好機を作り、安田悠馬捕手の2号3ランで先制に成功した。
先発の藤井聖投手は、3回に郡司裕也捕手の12号ソロで1点を失ったが、それ以外の得点は許さない。要所を締める投球を続け、6回94球4安打2四球3奪三振1失点でマウンドを降りた。
7回以降は藤平尚真投手、鈴木翔天投手、則本昂大投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぎ、3-1で試合終了。藤井が11勝目をマーク、3位・ロッテとのゲーム差を1とした。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)