大谷翔平の「60-60」へ“思わぬ壁”? 指揮官がストップかける可能性…地元紙が指摘

パドレス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
パドレス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

LAタイムズ紙…優勝が決まれば「盗塁禁止を主張するかも」

【MLB】パドレス 4ー2 ドジャース(日本時間25日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)の本拠地・パドレス戦を終えて「53本塁打-55盗塁」をマークしている。残る5試合で次なる節目の「60-60」に期待がかかるなか、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は記録樹立へ思わぬ壁が出現する可能性を指摘した。

 前人未踏の「50-50」に到達し、さらに成績を伸ばしている大谷。これまでの球団記録である49本塁打をマークしていたショーン・グリーン氏は、同紙の取材に応じ、「彼は、誰もが信じられないことを成し遂げている。そして、恐らく60-60を達成できるだろう」と更なる偉業に太鼓判を押した。

 同紙のスティーブ・ヘンソン記者も「不可能ではない」と指摘。パドレス戦を終えると、打者天国のクアーズフィールドでロッキーズ3連戦に臨むため、本塁打が出る確率が上がると説明した。

 一方で、ヘンソン記者は「60-60」への“壁”も指摘。「パドレス相手に3連戦のうち2勝をマークした場合、ナ・リーグ西地区の優勝が決まる。その場合、ポストシーズンに向けて、ロバーツ監督は怪我の可能性を抑えるために盗塁禁止を主張するかもしれない」と綴った。

 ドジャースは24日(同25日)の試合に敗戦。残る2戦に勝利し、まずは地区優勝を決めることはできるだろうか。

(Full-Count編集部)

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