大谷退団のエ軍、屈辱の新記録「96」 史上最弱球団に3連敗…番記者も嘆き「酷い」

先発したエンゼルスのタイラー・アンダーソン【写真:ロイター】
先発したエンゼルスのタイラー・アンダーソン【写真:ロイター】

1968年、1980年の95敗を抜き球団ワースト記録

【MLB】Wソックス 7ー0 エンゼルス(日本時間27日・シカゴ)

 エンゼルスは26日(日本時間27日)、敵地で行われたホワイトソックス戦に0-7で敗れた。屈辱の3連敗で球団ワーストを更新する96敗目。米メディア「ジ・アスレチック」のサム・ブラム記者は「本当に酷い」と嘆くように呟いた。

 ホワイトソックスにとっても負ければ1962年にメッツが記録したメジャーワースト120敗を更新するため、両者負けられない一戦だった。4回まで0-0と両者譲らぬ展開。しかし、5回に1死満塁からエンゼルスの先発アンダーソンが崩れ、ボーン、ソーサ、ラモス、デローチの4連続適時打を浴びた。さらに2死一塁としフレッチャーにも適時打を許した。

 この回8安打7得点を奪われ、打線も6安打無得点と沈黙した。勝率30球団ワーストのホワイトソックスに屈辱の3連敗。1968年、1980年の95敗を更新し、球団の最多敗戦記録となった。

 ブラム記者は自身のX(旧ツイッター)に「ホワイトソックスの無益さを強調する1週間のはずが、全国の観衆の前で崩れ落ちたのはエンゼルスだった」「酷いシーズンを表す決定的な瞬間」とコメント。大谷翔平投手が移籍したドジャースはこの日勝利すれば地区優勝が決定する。明暗がはっきりと分かれてしまった。

(Full-Count編集部)

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