大谷翔平、2戦連続決勝打で初の地区V…ロバーツ監督と歓喜のハグ 23年ぶり&19人目の400塁打も達成
5打数3安打1打点で打率.305、400塁打はメジャー23年ぶり快挙
【MLB】ドジャース 7ー2 パドレス(日本時間27日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、本拠地・パドレス戦に「1番・指名打者」で先発出場。7回に決勝タイムリーを放ち、チームの3年連続22度目の地区優勝に貢献した。5打数3安打1打点で打率.305、OPS1.030。メジャーでは23年ぶり史上19人目のシーズン400塁打も達成した。試合後は仲間らとマウンドに集まると優勝記念Tシャツに着替え、デーブ・ロバーツ監督とも力強いハグを交わして喜びを分かち合った。
大谷が試合を決めた。2-2で迎えた7回1死一、二塁、左腕スコットの外角スライダーを右前へ。一、二塁間をしぶとく抜ける勝ち越し適時打となり、何度も雄叫びをあげた。続くベッツも右前2点打で続き、スミスの同点2ランを合わせて一挙5得点。2試合連続の決勝タイムリーで、地区2位・パドレスの息の根を止めた。
2点を追う6回先頭では右腕マスグローブの甘い入ったカーブを右前へ打ち返した。マルチ安打は2試合連続で今季59度目。8回2死では松井裕樹から左前へ二塁打を放ち、史上19人目(延べ30人目)のシーズン400塁打に到達した。2001年のサミー・ソーサ(425)、ルイス・ゴンザレス(419)、バリー・ボンズ(411)、トッド・ヘルトン(402)以来だ。初回先頭は遊ゴロ、3回2死は三ゴロに打ち取られた。
先発ビューラーが5回5安打1失点と好投し、強力打線で逆転。フリーマンが走塁中に右足首を痛めて負傷交代したものの、レギュラーシーズンの本拠地最終戦で地区優勝に輝いた。大谷にとってはメジャー7年目で初の地区優勝。10月のポストシーズンで、ドジャースは10月5日(同6日)の地区シリーズから登場する。
(Full-Count編集部)