大谷翔平の3冠阻止へ…アラエス、意地の3安打 「12の0」から快音連発、激烈首位打者争い
アラエスは二塁打2本&三塁打…打率.314で1位キープ
【MLB】パドレス 5ー3 Dバックス(日本時間28日・フェニックス)
パドレスのルイス・アラエス内野手が27日(日本時間28日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦に「1番・一塁」で出場し、5打数3安打。打率を.314としてリーグ打率1位をキープした。ドジャース・大谷翔平投手との首位打者争いが熾烈を極めている。
前日26日(同27日)まで3試合、12打席無安打で打率を.312に下げたアラエス。一方、大谷はここにきて打ちまくり同3位の.305としていた。そして大谷はこの日の敵地・ロッキーズ戦で4安打を記録。一気に.309にあげ、マルセル・オズナ外野手(ブレーブス)を抜いて2位に浮上した。
しかし、アラエスも負けてはいなかった。第1打席で二塁打、第3打席で中越え三塁打、さらに9回の打席でも左翼線二塁打を放ち、今季19度目の1試合3安打以上。打率を.314とし、大谷に5厘差でトップをキープしている。
27歳のアラエスは2022年にツインズ、2023年にマーリンズで首位打者を獲得し、今季途中にパドレスに加入した。2022年は.316で、アーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)の.311を抑えてタイトル獲得。ジャッジの3冠王を阻止している。ドジャース、パドレスともにレギュラーシーズンは残り2試合。熾烈な争いはどんな結末を迎えるだろうか。
(Full-Count編集部)