大谷翔平の“115年ぶり偉業”は「確実だ」 MLB公式「異次元のシーズン」
30日にレギュラーシーズン最終戦を行うドジャース
メジャーリーグでは、ブレーブスとメッツ以外の28球団が29日(日本時間30日)に今季最終戦を迎える。MLB公式サイトは28日(同29日)と29日(同30日)の2日間での注目ポイントを10個紹介。そのうち2つがドジャース・大谷翔平についての話題となっている。
10個挙げられた見どころの中で、大谷については「オオタニが本塁打と盗塁の記録をさらに伸ばす」「オオタニがトリプルクラウンに挑む:ジャッジは届かず」と2つの話題を占めた。
大谷はここまで54本塁打と58盗塁をマーク。同サイトは「(本塁打と盗塁)両カテゴリーでMLBのトップ2に入ることは確実であり、これは1世紀(100年)以上達成されていないことだ」と指摘。過去に本塁打と盗塁の両方でMLBのトップ2に入ったのは、1908年のホーナス・ワグナーと1909年のタイ・カッブだけと紹介された。
大谷は本塁打、打点の打撃2冠は濃厚な状況で、さらに最後の1試合で首位打者になれる可能性もわずかに残されている。「残り1試合。オオタニには、異次元のシーズンを続け、可能だと考えられていた限界を押し上げるチャンスがある」。
ほかには「ジャッジはオオタニに続き400塁打を達成できるか?」とのテーマでは、大谷が、サミー・ソーサ(425)、ルイス・ゴンザレス(419)、バリー・ボンズ(411)、トッド・ヘルトン(402)が2001年に達成して以来となる400塁打に達成したことが紹介されている。ジャッジは1試合を残して現在394塁打。本塁打が絡めば、到達の可能性もある。ア・リーグでの達成なら、1978年のジム・ライス以来だ。
ほかにもナ・リーグのワイルドカード争いや、史上5人目となる防御率0.75以下(50イニング以上)を達成しそうなエマニュエル・クラセ投手(ガーディアンズ)、3年連続での首位打者が近づくルイス・アラエス内野手(パドレス)などが注目ポイントとして挙げられた。
(Full-Count編集部)