首位打者アラエスは最終戦スタメン出場へ…指揮官明言 大谷翔平と4厘差、運命の最終戦

パドレスのルイス・アラエス【写真:ロイター】
パドレスのルイス・アラエス【写真:ロイター】

29日ダイヤモンドバックス戦は欠場

 パドレスのマイク・シルト監督は28日(日本時間29日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦後の取材に応じ、ルイス・アラエス内野手をシーズン最終戦でスタメンで起用することを明言した。MLB公式のAJ・カッサベル記者らが報じている。

 アラエスはこの日の同カードを欠場。打率.314のままシーズン最終戦を迎えることになった。一方、打率リーグ2位に迫っていたドジャース・大谷翔平投手は敵地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、5打数2安打1盗塁だった。打率.310で両者は4厘差となっている。

 アラエスは634打数199安打の「.3138」で、大谷は632打数196安打の打率「.3101」。仮にアラエスが欠場した場合、大谷は3打数3安打でも「.3133」で1位に浮上はできない。しかし、4打数4安打を記録すると「.3144」で逆転する。5打数4安打でも「.3139」で上回ることが可能だ。

 2022年にツインズ、2023年はマーリンズで首位打者のタイトルを手にした安打製造機。3年連続となれば史上10人目の快挙となる。また、年間安打数も199まで積み上げており、2年連続でのシーズン200安打に“王手”をかけている。果たしてシルト監督の言葉通り、アラエスはスタメン出場を果たすのか。文字通り、運命の最終戦での1打席1打席に注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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